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The Real Reason Good Properties Don't Hit the Market | Behind the Scenes of Sapporo Real Estate Investment

■ はじめに

「良い物件が全然出てこないんですが…」

札幌で不動産投資を検討されている方から、このような相談を受けることは少なくありません。
ポータルサイトや不動産会社からの紹介を見ても、どこか決め手に欠ける物件ばかりだと感じる方も多いのではないでしょうか。

ですが結論から言うと、
良い物件は“出てこない”のではなく、“表に出る前に決まっている”だけです。

この記事では、札幌の不動産投資市場における実態と、なぜ良い投資物件が一般に出回らないのか、その理由を現場の視点で解説します。

■ 「概要書が出た時点で遅い」という世界

私は以前、京都で不動産業に携わっていたことがあります。

その時、よく言われていたのが、
「概要書が出た時点で、その情報はもう遅い」という言葉です。

一見すると極端に聞こえるかもしれませんが、実務の現場では本質を突いています。

なぜなら、本当に条件の良い物件ほど、
市場に出る前の段階で買い手が決まってしまうからです。

つまり、多くの人が目にする頃には、すでに“選ばれなかった物件”か、もしくは“何かしら理由があって残っている物件”である可能性が高いということです。

■ では、札幌ではどうでしょう

京都ほど極端ではないものの、札幌の不動産投資市場においても、良い情報は表に出てきません。

不動産会社はそれぞれ、懇意にしている個人投資家や、継続的に購入してくれる法人など、優先的に情報を提供する相手を持っています。

そして当然ながら、条件の良い投資物件ほど、そういった関係性の中で先に紹介されていきます。

そのため、ポータルサイトやレインズに掲載される頃には、すでに複数の検討を経た後というケースが少なくありません。

■ 「買う人」だと認識されるかどうか

このような市場の中で重要になるのは、「この人は実際に買う人だ」と認識されることです。

どれだけ物件を見ていても、どれだけ知識があっても、実際に購入する意思と実行力が見えなければ、良い情報は回ってきません。

不動産会社から見て重要なのは、確実に取引が成立するかどうかです。

そのため、投資基準が明確であること、判断が早いこと、そして実際に購入実績があることが、情報の質を大きく左右します。

札幌で良い投資物件に出会うためには、単に探すのではなく、情報が集まる側に回る必要があるのです。

■ 実際に札幌で水面下で決まった事例

ここで、実際に札幌であった事例をご紹介します。

住戸数が多く、かつ空室も一定数ある一棟物件の売却相談がありました。

このような物件は、そのまま市場に出してしまうと、空室の多さがネガティブに受け取られ、情報の鮮度や印象が落ちてしまう可能性があります。

そのため、売主および弊社の判断として、満室に近づくまでは一般公開を行わないという方針が取られました。

一方で、立地を考えれば賃貸需要が見込めるエリアであり、適切にリーシングを行えば稼働率の改善が期待できる物件でもありました。

そのため、この物件は限られた投資家にのみ紹介される形となり、一般公開されることなく成約に至りました。

購入後については、リーシングも含めて弊社で対応させていただき、運用の改善を進めていきました。

結果として、想定賃料帯での成約が継続し、リーシング戦略が機能したことで、当初想定に近い稼働率水準まで回復しています。

そして、この事例で重要なのは、「現状」ではなく「将来」を見て判断している点です。

表に出ていれば、空室が多い=リスクが高いという印象だけで判断されていた可能性が高い物件です。

しかし実際には、

  • 立地に対する需要
  • 賃料設定の適正化
  • リーシングによる改善余地

こういった要素を踏まえることで、十分に投資対象となる内容でした。

■ 情報格差が生まれる構造

札幌の不動産投資市場において、もう一つ理解しておくべきなのが「情報格差」の存在です。

同じタイミングで市場を見ていたとしても、手に入る情報の質やスピードは人によって大きく異なります。そしてその差は、特別なスキルや知識だけで生まれるものではありません。

最も大きな要因は、誰と付き合っているか、どのような関係性を築いているかです。

不動産会社の立場から見れば、確実に取引に繋がる可能性が高い相手に優先的に情報を提供するのは当然の判断です。過去に問題なく取引をしている顧客や、意思決定が早くスムーズに話が進む投資家に対しては、自然と優先順位が上がっていきます。

一方で、検討に時間がかかる、もしくは購入の意思が見えにくい投資家に対しては、どうしても後回しになってしまうのが現実です。

その結果として、「良い物件がない」と感じてしまう状況が生まれます。しかし実際には、物件が存在しないのではなく、自分のもとに情報が届いていないだけというケースがほとんどです。

この構造を理解することが、札幌で不動産投資を行う上でのスタートラインになります。

■ よくある勘違い

ここで、多くの投資家が陥りがちな勘違いについても触れておきます。

それは、「良い物件を見つけてから動こう」と考えてしまうことです。

一見すると合理的に思えるこの考え方ですが、実際の市場では順番が逆になります。良い物件が出てきた時には、すでに買える状態にある投資家同士で話が進んでいることがほとんどです。

つまり、準備が整っていない段階では、そもそも検討の土俵に立つことすらできません。

特に札幌の不動産投資市場は、利回りと価格のバランスが比較的良いことから、道外の投資家も含めて競争が起きやすい環境にあります。その中で後手に回ってしまうと、どれだけ良い物件に出会っても、実際に取得することは難しくなります。

重要なのは、物件を見てから動くのではなく、物件が出てきた時にすぐ動ける状態を作っておくことです。

■ プロと一般投資家の違い

では、実際に良い物件を取得している投資家は何が違うのでしょうか。

大きな違いは、判断の基準と行動の順番にあります。

多くの投資家は、物件を見てから考え、情報を集め、最終的に判断を下します。このプロセス自体は間違いではありませんが、スピードが求められる場面では致命的になることもあります。

一方で、結果を出している投資家は、物件を見る前の段階で自分の基準が明確に定まっています。そのため、条件に合致した場合には迷うことなく判断し、すぐに行動に移すことができます。

この差によって、同じ情報に触れていたとしても結果が大きく分かれます。実際には、情報が届いた段階で勝負が決まっていると言っても過言ではありません。

また、良い物件を取得している投資家ほど、完璧な状態の物件を求めていないという特徴があります。

多少の課題があったとしても、それが改善可能であるかどうか、リスクとしてコントロールできる範囲にあるかどうかを冷静に見極めています。

この考え方が、先ほどの事例でも触れた「現状ではなく将来を見る」という判断に繋がります。

■ これからの札幌不動産投資

最後に、これからの札幌における不動産投資について触れておきます。

札幌は、人口規模や都市機能、そして賃貸需要のバランスが取れているエリアであり、今後も安定した需要が見込まれます。そのため、投資対象としての魅力は引き続き高い水準にあります。

一方で、その魅力が広く認知されているからこそ、投資家同士の競争は今後さらに激しくなる可能性があります。

これまでのように、情報を待っていれば自然と良い物件に出会えるという時代ではなくなりつつあります。

だからこそ重要なのは、市場の構造を理解し、自分がどの立場で戦うのかを明確にすることです。

良い物件を探し続けるのか、それとも良い情報が集まる側に回るのか。この選択によって、結果は大きく変わってきます。

■ 市場に出ている物件の見方

このような事例からも分かる通り、市場に出ている物件だけを見て判断することには限界があります。

もちろん、すべての掲載物件が悪いわけではありません。
しかし、長期間掲載されている物件については、価格や条件面で何らかの課題を抱えているケースが多いのも事実です。

重要なのは、「なぜこの物件が残っているのか」を考える視点です。

札幌で不動産投資を行う上では、単に利回りを見るのではなく、背景や流通過程まで含めて判断する必要があります。

■ 情報は「取りに行くもの」

ここまでの内容をまとめると、良い物件は待っていても出てこず、表に出る前に動いているという構造があります。

そしてその情報は、信頼関係のある投資家に優先的に流れていきます。

つまり、情報は待つものではなく、取りに行くものです

どの媒体を見るかではなく、誰と繋がっているかが重要になります。

■ 最後に

札幌の不動産投資において、「良い物件に出会えない」という悩みは非常に多く聞かれます。

ですが、その原因の多くは市場の構造にあります。

良い物件を探し続けるのか、それとも良い情報が集まる立場になるのか。
この違いが、投資成果に大きな差を生みます。

不動産投資は、物件選びだけでなく、情報の取り方も含めて戦略です。

もし、札幌での投資物件選びや情報収集に課題を感じている方は、一度現場の視点からご相談いただければと思います。

表に出る前の情報も含め、実務に基づいたご提案をさせていただきます。

Representative director

Success in real estate investment is not achieved by luck or coincidence. I believe that every encounter, decision, and outcome is inevitable for a reason. That's why I take responsibility for each and every project and believe in finding the best path forward with reliable information and strategy.

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